けんてぃー大学

20代の国立大学職員による仕事のことその他関心があることの書き散らかしブログ

仕事に誇りが持てない? もっと合理的に考えよう

こんにちは,けんてぃーです。

 

あなたは現在の自分の仕事が面白い,有意義だと思っていますか?

そう思っているなら,大変すばらしいことだと思います。

 

私は大学職員として働いていて,
自分の仕事がつまらない,価値がないと思うことが多々あります。

その理由を自分なりにまとめると,

 

「自己有用感を得られにくい」

 

ということでした。

 

「この仕事は社会や大学に価値を提供するものか?」
「なぜこんな仕事をする必要があるのか?」
「これをするのが自分である意味や必要性はあるのか?」
「テクノロジーの活用や業務削減,外注で十分ではないか?」

 

そう考えることが良くありました。

無駄にしか思えない会議や行事の資料の作成や,決まりきった事を決まりきった通り(しかも非常に非効率)にするだけの仕事が多いからです。

要するに

 

「誰にでもできるし,究極的には誰もしなくても困らない仕事」

 

ということです。

自分なりに仕事の必要性等を『合理的に』考えると,そう思えて仕方がありませんでした。

 

かといって改善・改革案が頭の中にあっても,頭の固く変化を嫌う上司や組織において,それを通すのは簡単ではありません。

また,それを自分がすることのメリットよりもデメリットの方が大きい職場です。

報奨制度はありませんし,出る杭は打たれる文化があるからです。

 

その結果,やる気が出なかったり仕事が嫌になることが多々ありました。

(世の中の事務職の人で同じ事を思っている人は多いでしょう。)

 

さて,私はよく自分の感情や思考を文字に書き出すのですが,そんな事を思っている時に自分の書いた内容を見て,ふと

 

「自分は『合理的に』考えて,自分の仕事の価値が低いと思っている。
だが,そう考えることは果たして『合理的』なのだろうか?」

 

と思いました。

 

だってそうですよね。

どう考えても

 

「自分の仕事はつまらない,無価値だ」

 

と思うよりも

 

「自分の仕事は楽しい,有意義だ」

 

と思えたほうが幸福感や満足感は上がるでしょう。

仕事は幸福な人生を送るための手段であるべきなのですから。

 

私はこんな極めて単純な事に思いが至らず,
自分にとって『非合理的』思考をしてしまっていたのです。

 

それに気づくと,

 

「仕事時間に何をどうすれば面白く過ごせるか?」
「この仕事でわずかだとしても生み出せる価値は何か?」
「もし価値を生まない仕事なのであれば,仕事以外の時に価値を生み出すことに繋がるスキルや人脈等をその時間で手に入れるにはどうすれば良いか?」

 

などなど,とにかく仕事における物事をプラスに考えるマインドに自然に変化しました。仕事以外のプライベートでも気づけばそういうマインドになっていました。

それは間違いなく自分の人生の充実度を向上させますので,無理にでもそういうマインドを持たないことは極めて『非合理的』ですからね。

 

つまり,「物事」の合理性を考えることは当然重要だが,「思考」の合理性はそれ以上に重要ということです。

別の言い方をすると「合理的思考」を突き詰めると「思考の合理性」の行き当たるのです。

 

というわけで,もし仕事に誇りが持てないと感じているのであれば,ぜひ合理的思考をしてみましょう。