本当は怖いしまじろう ~ちゃれんじじまの闇~
画像引用:https://www.videomarket.jp/title/174185
こんにちは、けんてぃーです。
昨日、とあるLINEスタンプがきっかけで、
こどもちゃれんじで有名な「しまじろう」の怖さに気付いてしまいました。
このことについて書いていきます。
1.ちゃれんじじまの食物連鎖
私が気付いた怖さとは何かというと、気付いている人はとっくに気付いていたのでしょうが、
しまじろうは 肉食動物 である
という事です。
しまじろうの仲良しの友人としては、とりっぴー、みみりん、らむりんが思いつきます。
トリにウサギにヒツジと、強者である肉食動物(トラ)のしまじろうの好物がこんなに身近にいるわけですね・・
しまじろうは、自らの狩猟本能を抑えて彼らと仲良くしているんでしょうか・・?
なお、調べてみると、ヒツジのらむりんは2011年度を最期に
アニメから姿を消しているようです。
まさか・・・
しまじろうに食べられた!?
と思ったそこのあなた、安心してください。
どうやらお父さんの仕事の都合ということで、フランスに引っ越したようです。
しまじろうに食べられたわけでは無いのは安心しましたが、
仕事の都合とはあくまでも口実で、本当は身の危険を感じて、
一家共々ちゃれんじじまを脱出した可能性は考えられますね・・・
そもそも、ちゃれんじじまにおいて、肉食動物は生きるために必要な食物をどうやって確保しているのでしょうか。
もしかすると、物語では触れないだけで、草食動物たちは生贄を差し出しているのでしょうか・・・
2.その友情は本物か
さて、しまじろうはどういう気持ちでとりっぴー達と仲良くしているんでしょう?
もしかすると、心のどこかで、「将来大きくなったら捕食してやろう」と考えているのかもしれません。
そして、そんなしまじろうと仲良くしている草食動物達は、どういう気持ちでしまじろうと仲良くしているのでしょうか?
もしかすると、本能的に恐怖を感じ、「機嫌を損ねたら捕食されてしまう」と考えているのかもしれません。
そんな関係のもとに成り立つ友情は、果たして健全と言えるでしょうか。
つまり、しまじろうたちの友好関係は仮初めのものである可能性がある、ということです。
いや、もしかすると、しまじろうたちは何らかの形で本能を抑え込まれているかもしれません。
しかし、まだ幼稚園児というしまじろうたちも、小学校に進学すると授業で「食物連鎖」を習うでしょう。
その際に、それがきっかけでしまじろうの狩猟本能が目覚めるかもしれません。
そうでなくても、その可能性があることに気付いた草食動物たちが結託して、しまじろうの首を取りにきてもおかしくないですね・・・
3.アニメ主題歌の歌詞の意味
しまじろうのアニメのOP曲で有名なものに、
「スキップステップアイランド」という曲があります。
歌詞の出だしの以下の部分は、聞き覚えがある方が多いでしょう。
スキスキスキスキ スキップ
ウキウキウキウキ ステップ
いつもドッキリ アイランド
ちゃれんじじまは ゆめいっぱい
さて、上記で考察したことから考えると、この歌詞の中の、「ウキウキ」や「ゆめいっぱい」というのは、肉食動物からの視点でしょうか?餌がわんさか存在するわけですからね。
それに対して、「いつもドッキリ」というのは、いつ捕食されるか分からない恐怖という意味で、草食動物からの視点で書かれているのではないでしょうか?
「ゆめいっぱい」の「ゆめ」は、肉食動物からすると餌に恵まれていること、草食動物からすると悪夢のことを指しているのかもしれませんね・・
さらに歌詞の最後を見てみると、以下のようになっています。
ニコニコニコニコ かけっこ
きみといっしょに どこまでも
ちゃれんじじまは ゆめいっぱい
「かけっこ」とは、もしや肉食動物による草食動物への一方的な「かけっこ」の事でしょうか。
「きみといっしょに どこまでも」というのは、「かけっこ」を終えて、相手を自分の血肉とする事を暗示しているのでしょうか。
この曲は、ちゃれんじじまが楽しくポップな島であると表面上思わせておいて、実はチャレンジ島の闇を伝えているのかもしれませんね・・
全歌詞:http://j-lyric.net/artist/a002b87/l008a9b.html
4.おわりに
上記のように、ちゃれんじじまの闇は深いです。
その闇に突っ込んで、本能と理性の狭間で葛藤し、島の皆からは恐怖による迫害の対象になり、もがき苦しみながら皆との共存の道を模索するしまじろうを描いた「おとなちゃれんじ」的なストーリーを見てみたいものです。