「プロ奢ラレヤー」という生き方を考える
こんにちは、けんてぃーです。
“人の金で生きる” プロ奢ラレヤーという人を知っているでしょうか?
今日youtubeを見ていたら、2週間前にAbemaTV でこの人の特集をしている動画があり、衝撃を受けました。
youtubeのものは音声遅延がありますので、Abema公式のURLも載せておきます。
まだ見たことがない方は是非見てください!衝撃を受けること間違いなしです!
ヒモ生活・不労所得に憧れる私からすると非常に参考になりますし、尊敬できる生き方でした。
今日は、このプロ奢ラレヤーという生き方を考えてみます。
1.プロ奢ラレヤーの生態
上の動画で取り上げられていたプロ奢ラレヤーの生態をまとめてみると、
・中島太一さん(21歳 無職)
・SNSで奢ってくれる人を募集
・奢られて当然という態度
・お金が欲しくなったら投げ銭募集
いやー、すごいですね笑
それで生活できているんですからまさにプロの奢られ屋です。
2.プロ奢はダメな生き方なのか?
このプロ奢という生き方について、あなたはどう思いますか?
この番組では、女子アナさんが明らかにその生き方を肯定できず、多様な価値観があることを受け入れようとは思いながらも、やはり納得できていない様子でした。しまいには泣いてしまっていましたね。
この女子アナさんを筆頭に、いわゆる真面目に、お金や生き方に対して旧来の常識や価値観を是として生きている人達からしたら、この生き方を肯定するのは難しいのでしょう。
私としては、彼はその生活において基本的に誰にも迷惑をかけていないので、その生き方は否定しようがないと思います。(もっとも彼は、誰にも迷惑をかけない生活なんて誰だってできない。それができるという考えは傲慢だという考えのようです。)
むしろ、以下の観点から、尊敬されてもいい存在だと考えています。
3.ビジネスの観点から見るプロ奢
そもそも、多くの人は生きるために、会社からお金を貰って生活しているわけです。その対価として、自分の時間や成果を捧げているわけですね。
プロ奢もそれと本質的には一緒で、生きるために、他人からお金(食事)を貰っている。その対価として、自分を捧げている、と言えます。
相手に価値を提供し、その対価を受け取る。これはビジネスの本質ですね。
そして、それで生活できるのは、それだけの価値を見出してくれる人がいる、という事です。
プロ奢さんは、その為に相手を喜ばせる努力をしようというスタンスではなく、傲慢とも捉えられることのある素の、独特の価値観を持った自分を晒していますね。
そして、それが結果的に希少性や話題性を生み、自分自身をブランド化する事に成功しています。
以上のことから、プロ奢さんは会社の力や看板に頼らず、努力や競争が必要ない市場を自分で作り出している、優秀なビジネスマンと言えるでしょう。
この観点から彼を捉えられずに彼を否定するビジネスマンが、果たしてどれだけ世の中に価値を提供できているか気になるところです。
4.終わりに
自分自身をブランド化しているプロ奢ラレヤーは、要するに存在そのものに価値がある状態というわけですね。
そして、それは今までに無い方法によるものであり、見る者に意義を考えさせます。
つまり、自分自身を最先端のアート作品化していると言えます。
それはどういう事かというと、彼自身が人類の最高到達点の一つであり、人類の可能性を拡張しようとする存在だという事です。
人類の生き方に新たな可能性を提示した、アーティストにしてアート作品である「プロ奢ラレヤー 中島太一」に、私も奢りや投げ銭をしてみたいと思います。