けんてぃー大学

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現金派 VS キャッシュレス派、どっちが貯金できる? その②

 

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こんにちは、けんてぃーです。

 

前回記事(現金派 VS キャッシュレス派、どっちが貯金できる?)で、キャッシュレス化による支出増加が科学的に証明されている事を書きました。

そんな中、私はキャッシュレス化推進派です。

今日は、このことについて書いていきます。

 

 

キャッシュレス化を推進したい理由

 

さて、そんな中で私がキャッシュレス化を推進したい理由としては、

以下の3つの理由が大きいです。

 

1.手間やコストの削減

2.お金の流通量・消費量の増加

3.犯罪防止

 

1.手間やコストの削減

現金払いがあることが非常に大きなロスになっているんですよね。

 

例えば、コンビニやスーパー等で支払いにもたついている人を見るといらいらしてしまいます。カードやスマホならピッで一瞬で済むところ、現金払いでは無駄に時間と手間がかかるのです。

「支払いが片手で済む」という事は、例えば乳幼児を抱き抱えた方や身体障害が有る方々にとっても生活しやすい環境になりますしね。

 

また、レジ機の中の現金の管理等も従業員の大きな負担になります。

それ目当ての従業員の横領や強盗事件もありますよね。

 

現金払いが無くなれば、そういったお金の管理が不要になるので、スタッフも楽になるし、人件費の削減もできるでしょう。

 

また、全国のATMも現金が必要なければ不要ですね。このATMの維持費は年間2兆円と言われています。そのコストが削減できるのは非常に大きいですね。

 

現金でやり取りすること自体も、その体制を維持することも、世の中に価値を生み出すものではありません。それに必要となるコストを別の生産的な事に使える事になるので、世の中全体の富の拡大が期待できるのです。

2.お金の流通量・消費量の増加

そもそもこの記事のタイトルに「どっちが貯金できるか?」と書いていますが、私は貯金が多いことに価値を感じてはいません。

お金は血液と一緒で、循環させてこそ価値があるのです。

貯め込んでいても大した価値はありませんし、むしろ貯め込む人は循環を止める社会悪とも言えます。

このことについては有名なたとえ話があり、イメージしやすいので参考にどうぞ。

町の活気を取り戻した旅人の100ユーロ – うまい話

 

さて、前回記事で書いたように、キャッシュレス化した場合には支出は増加します。そうなると、世の中でお金のやり取りは増え、経済の循環が多少は活発になるでしょう。

私はこれを期待しています。

要するに、財布の紐を緩めて消費を活発にしたいのです。

(財布の紐を緩めるという表現は、キャッシュレス時代では死語になりそうですね・・)

悪い言い方をすると、無駄遣いしがちな人にがっつり無駄遣いさせたいのです。そういった人たちは結果的に貧乏になるかもしれませんが、自己責任ということで(^_^;)

3.犯罪防止

そもそも現金は足がつかない性質なので、脱税の温床になっています。

事業家で、カード払いに対応していない店舗を経営をしているようなキャッシュレス化反対の人たちは、脱税したいだけなのではないかと思っています。

 

これがキャッシュレス化したら足がつくので、脱税を防止できます。「現金はダーティーなもの」という意識が重要ですね。

 

脱税以外にも、先述の店舗でのレジの有り金目当ての横領や強盗の防止にもなりますので、キャッシュレス化は犯罪の抑制になるのです。

 

おわりに

以上のような理由から、私はキャッシュレス化賛成です。

一日でも早くダーティーな現金から脱却した社会となり、無駄なコストが減り、

世の中全体の富が拡大して、その恩恵にあずかりたいものです。

 

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