日大アメフト部の悪質タックル問題に思うこと その②
こんにちは、けんてぃーです。
以前(5月17日)の記事(日大アメフト部の悪質タックル問題について思うこと)でも取り上げた日大アメフト問題ですが、1週間程度経ち、状況が大きく変わりましたね。
この問題について思うことを書いていきます。
1.前回記事からの進展
この問題は日に日に大きく取り上げられていっていますね。
特に、
①悪質プレーをした学生が自ら謝罪会見を開き、監督・コーチから、相手選手を怪我させる旨の指示があった旨を告発
②日大側は、会見での学生の主張に対して、「指示の受け取り方に乖離があっただけ」と否定
上記の2つが最近ホットな話題になっていますね。
顔と名前を出して、痛ましい謝罪会見を行った学生は立派でした。
しかし、それを卑下にし、学生を切り捨てるかのような日大の対応は酷いものでした。
会見では、マスコミも安定の酷さでしたね。
日大やマスコミへの主要な批判はSNS等で出尽くされているので、ここでは触れません。
2.叩きたいだけの世間
前回記事(日大アメフト部の悪質タックル問題について思うこと)でも書きましたが、こういった事件をどうやって減らしていくかを考えることが重要でしょう。
もちろん、そのためにも真相の究明は必要です。
しかし、ただひたすらに日大や、アメフト部の監督・コーチは腐っていると批判をする人が多いように感じます。それで、悪者を懲らしめる自分はヒーローだ!とでも思いたいんでしょうか?
悲しいのは、ただ誰かを叩きたいだけのように思われる批判が多く、建設的な批判になっていないのですね。
それだと、叩くことが世間的にも、叩いている本人にも何もプラスをもたらさないので、ただのエネルギーの無駄遣いなんですけどね。
日大がどうであろうと、それがあなたとどう関係するんですか?って話ですからね。
さらに、会見で新しく名前が挙がったアメフト部のコーチについて、彼の過去の事を持ち出して面白おかしく叩いている人が多い印象です。「皆が叩いてる人だから思いっきり叩いてOKだ!」という精神なんでしょうかね。
その人たちは、自身が偏見に満ちた差別主義者であることに気付いていないんでしょうかね?そんな人たちの中には、多様性が大事だ、ダイバーシティーが大事だとか呟いたりしている人もいるので滑稽です。
あなたは日大の関係者をクズと言いますが、あなたも大差なくクズですからね、と言ってあげたいです。
3.おわりに
大きく取り上げられたこの日大アメフト問題について、建設的な批判が盛り上がることが少ないのが非常に残念です。この騒動が、日大にとっても学生にとっても、スポーツ界にとってもプラスとなるような終結を見れることを願います。
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