けんてぃー大学

20代の国立大学職員による仕事のことその他関心があることの書き散らかしブログ

大学の「会議」は無駄だらけ その②

こんにちは、けんてぃーです。

 

前回の記事(大学の「会議」は無駄だらけ - けんてぃー大学)で大学における会議の無駄を書き、その中で、教員と職員の主従関係について触れました。

今日は、入職早々にそれを実感した私の経験を元に、大学の会議の無駄さについて書いていきます。

※弊校だけなのかもしれません。

 

私が初めてとある委員会の担当になった時の話です。

最初の会議で、前回記事でおなじみの「陪席」として、上司3名と共に出席しました。

会議ではメモ取りと音声レコーダーでの録音操作くらいしかすることがなく、会議が終わったら、それらを元に可及的速やかに議事録を作成する、という業務がありました。

そして、2回目の会議の前に、上司に業務改善案として、

 

会議にPCやタブレットを持ち込み、リアルタイムで議事録作成。

それをプロジェクターで映せば構成員も会議中に議事録を確認できる。

不測の確認事項が出てきた時にも速やかに確認できる。

 

上記の提案したところ、

 

会議でPCとかをいじるのは良くない。会議に集中してないと思われるだろう

 

と言われました。

 

は!?

がっつりPCとかスマホ使ってる教員いましたやん!

 

と思い、その旨上司に言ったら、

 

いや、それは教員だから良いんであって、事務がするのは違うよね。

 

という返答でした。

 

意味がわかりませんね。。

なぜ教員は良くて事務職員はダメなんでしょう?

なぜそれを事務職員である自分で言うのでしょうか?

自分で自分の首を絞めるのが大好きなドMなの?変態性癖なの?

骨の髄まで奴隷根性染み付いてやがる。。。

 

これが、上司一人じゃなくて、上司三人とも同意見だったのにビックリしました。

合理的理由のもと却下されるのなら私も納得がいきますが、上記のように、くっだらない奴隷根性によって、若手の生産性向上の提案が却下されるのです。このような風潮では、若手も徐々に奴隷根性に染まっていきますね。

 

そんな生産性が低い人たちが多いからでしょうか?議事録は、遅いものでは平気で会議の2週間後とかに内容確認依頼のメールが流れたりしてますからね。いや内容忘れるだろっ!て思いますよね。

 

「会議に集中していないと思われる」と言いますが、些細なことにこだわって、確認したい事項をその場で対応できず、手書きメモや録音音声を元に、忘れた頃に議事録を流す人。それに対して、使えるものはフル活用し、その場で確認事項に応えることができ、終了時までに議事録を作成・確認できるようにする人では、どちらが会議に対するコミットメントが高いかは明らかでしょう。

 

教員と職員の主従関係から生じた職員の奴隷根性が、大学における会議の生産性低下の一因になっているのです。