大学の「会議」は無駄だらけ その②
こんにちは、けんてぃーです。
前回の記事(大学の「会議」は無駄だらけ - けんてぃー大学)で大学における会議の無駄を書き、その中で、教員と職員の主従関係について触れました。
今日は、入職早々にそれを実感した私の経験を元に、大学の会議の無駄さについて書いていきます。
※弊校だけなのかもしれません。
私が初めてとある委員会の担当になった時の話です。
最初の会議で、前回記事でおなじみの「陪席」として、上司3名と共に出席しました。
会議ではメモ取りと音声レコーダーでの録音操作くらいしかすることがなく、会議が終わったら、それらを元に可及的速やかに議事録を作成する、という業務がありました。
そして、2回目の会議の前に、上司に業務改善案として、
会議にPCやタブレットを持ち込み、リアルタイムで議事録作成。
それをプロジェクターで映せば構成員も会議中に議事録を確認できる。
不測の確認事項が出てきた時にも速やかに確認できる。
上記の提案したところ、
「会議でPCとかをいじるのは良くない。会議に集中してないと思われるだろう」
と言われました。
は!?
がっつりPCとかスマホ使ってる教員いましたやん!
と思い、その旨上司に言ったら、
「いや、それは教員だから良いんであって、事務がするのは違うよね。」
という返答でした。
意味がわかりませんね。。
なぜ教員は良くて事務職員はダメなんでしょう?
なぜそれを事務職員である自分で言うのでしょうか?
自分で自分の首を絞めるのが大好きなドMなの?変態性癖なの?
骨の髄まで奴隷根性染み付いてやがる。。。
これが、上司一人じゃなくて、上司三人とも同意見だったのにビックリしました。
合理的理由のもと却下されるのなら私も納得がいきますが、上記のように、くっだらない奴隷根性によって、若手の生産性向上の提案が却下されるのです。このような風潮では、若手も徐々に奴隷根性に染まっていきますね。
そんな生産性が低い人たちが多いからでしょうか?議事録は、遅いものでは平気で会議の2週間後とかに内容確認依頼のメールが流れたりしてますからね。いや内容忘れるだろっ!て思いますよね。
「会議に集中していないと思われる」と言いますが、些細なことにこだわって、確認したい事項をその場で対応できず、手書きメモや録音音声を元に、忘れた頃に議事録を流す人。それに対して、使えるものはフル活用し、その場で確認事項に応えることができ、終了時までに議事録を作成・確認できるようにする人では、どちらが会議に対するコミットメントが高いかは明らかでしょう。
教員と職員の主従関係から生じた職員の奴隷根性が、大学における会議の生産性低下の一因になっているのです。